近年GPSをレンタル、購入する人が増えています。
GPSは簡単に相手の位置情報を知ることができる非常に便利なアイテムです。
そのため、プロの探偵も浮気調査に用いることがあります。
配偶者が浮気をしているのでは…とお悩み中の方の中には、GPSを検討中の方も少なくないのではないでしょうか?
これまでの記事では、
「GPSを使えば自分で浮気の証拠が掴めるのか?」「浮気調査にオススメのGPSの種類は?」

「パートナーにGPS発信器を付けるのは違法?合法?」

などの解説をしてきました。
今回はさらに踏み込んで「パートナーにGPSをつける!つけるのに最適な場所と注意点は?」というテーマでお送りさせていただきます!
GPSをつけるのに最適な場所はどこ?
結論から言ってしまうと、GPSをつけるのにもっとも適した場所は「車両」です。
車両であれば、夫婦の共有財産と見なされますので違法行為には当たりません。
バッグや衣服につけることも不可能ではありませんが、バレる可能性が非常に高い上に、バッグや衣服は個人の財産と見なされる場合が多いため違法性が出てきます。
ですから、GPSをつけるのは車両のみにすることをオススメします。
そこで、この項では具体的に車両のどこにGPSをつければよいのか、車とバイクに分けて見ていきましょう。
車の場合
基本的にGPSは車内ではなく車外につけます。車内だとふとしたきっかけで見つかってしまうことが多いからです。
GPSは、防水加工になっていますので、雨や洗車で濡れても問題ありません。
しかし、熱には弱いため、エンジン、モーター付近、そして排気口やマフラー付近も高温になるため設置してはいけません。
車の後部で平らな部分がもっとも適していると言えるでしょう。
- フロントグリルの近く
- ナンバープレート付近
- エアロパーツの中、裏側
- トランクリッドの裏側
などがオススメです。
強力なマグネットがついていますので、よほどのことがない限り脱落することはありません。
垂直・水平方向のどちらでも設置が可能ですが、確実に吸着させるためなるべく平らな場所を選んでください。
また記録型(ロガー)GPSの中にはアンテナ面があるものもあります。その場合は必ず水平につけましょう。
もし配偶者が車マニア、車の手入れが趣味という場合は、発見されてしまう可能性もゼロではありません。
そのような場合は
- トランクの敷物の下
- リアウィンドウのスピーカー内部
- ストップランプの中
- ヘッドレストの中
など見えない場所に設置するのもオススメです。(エンジンルームは高熱になるため絶対にNGです)
バイクの場合
バイクの場合は取り付けできる場所が車に比べるとかなり少なく、走行時の衝撃も大きいため場所はより念入りに厳選する必要があります。
GPSの設置が可能なのは以下の場所です。
- タンク下
- ステップ下
- バッテリーボックス内部
- シート内部
しかし、車同様、愛車のメンテナンスが好きな配偶者の場合は車以上にバレてしまう可能性が高いでしょう。
離脱を防ぐために、さらにテープで補強するとより安心ですね。
車とバイクの場合にわけて、GPSを設置する場所をご紹介させていただきました。
次の項では、GPSをつける際の注意点についてお話していこうと思います。
GPSをつける際の注意点は?
GPSをつける場所はおわかりになっていただけたかと思いますが、あわせてGPSをつける際の注意点もお話したいと思います。
GPSをつける際は以下の3つに気をつけましょう。
- 車検
- 精神的な動揺
- 追跡に使うデバイス
それぞれ詳しく説明していきますね!
車検
車検の時期は絶対にGPSをつけないようにしましょう。
車検の時期については車検ステッカーに記載されています。
記載年月の当月と前の月は、GPSの取り付けは避けましょう。
車検は有効期限日の一か月前から受けることができるので注意が必要です。
車検点検では、車を細部に渡り厳しくチェックしますので、GPSは必ず見つかります。
また、配偶者が車の不調を訴えている場合も、絶対にGPSはつけないようにしましょう。どのタイミングでディーラーや整備工のところに行くかわかりません。
車検同様、車の隅々までチェックされますのでGPSが設置されていれば見逃しません。
精神的動揺
GPSをつけた経験のある人の多くが「罪悪感」に苛まされるそうです。
そのため、精神的に動揺してしまい、配偶者に不信感を与えてしまいます。
感情が顔に出やすい、隠しごとが苦手という性格の方は特に注意が必要です。
追跡に使うデバイス
リアルタイム型GPSはリアルタイムで配偶者の位置を追跡することができます。
PC、スマホ、タブレット、お好きなデバイスから確認することができますが、配偶者と共有しているデバイスを追跡に使わないようにしましょう。
使う場合は、履歴を消すようにしましょう。
意外なところから、GPSをつけたことはバレてしまいます。
配偶者がGPSの存在に気づけば、浮気の証拠を隠滅される可能性が高いですし、夫婦関係に修復不可能な亀裂を入れることも。
浮気調査にオススメのGPS発信機の種類
GPSは相手の位置を特定することができる機材ですが、GPSにも種類があることをご存じでしょうか?
「記録(ロガー)型」と「リアルタイム型」の大きく分けて2種類があります。
それぞれの特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。
記録(ロガー)型
「記録(ロガー)型GPS」はGPS本体に位置情報を記録し、後で本体を回収してPCで記録をチェックするというタイプです。
【メリット】
①一定期間GPSをつけることで、配偶者の行動パターンが見えてくる。
②GPS機器自体に利用者の情報が組み込まれているわけではないので、万が一発見されても、自分が設置したことがバレない。
③リアルタイム型に比べ安価、レンタルの場合も料金が安め
【デメリット】
①位置情報の精度がリアルタイム型に比べ低い
②バッテリーの持ちが悪い(最大1週間)
③過去の位置情報しかわからないため、追跡調査には向かない
リアルタイム型
「リアルタイム型GPS」は人工衛星とネットを介することで、居場所をリアルタイムで、番地レベルで特定するタイプです。
【メリット】
①リアルタイムで配偶者を追跡でき、ネットがあればPCのブラウザ画面・スマホ・タブレットなどすべてのデバイスから追跡・尾行が出来る。
②位置情報の精度が記録型に比べ高い
③バッテリーの持ちが良い(最大約1か月)
【デメリット】
①GPS本体の購入orレンタル代金の他に加え、電波法に基づく利用料金の支払い義務が発生する
②電波が届かない場所では使用できない
③本体にSIMカードを挿入するタイプのものだと、発見された場合そこから利用者の身元が判明する
GPSと言っても種類によって仕組みやメリット・デメリットは大きく違うんですね。
自力で行う浮気調査にはどちらの方が向いているのでしょうか?
自力で浮気調査をしたい!オススメのGPSは?
記録型とリアルタイム型、浮気調査にはどちらが向いているかと言うと、間違いなく「リアルタイム型」です。リアルタイムで配偶者の位置情報を確認できるので、尾行や待ち伏せも可能になります。
ただ「浮気しているかもしれない、確証はない」という段階でしたら、まずは記録型で配偶者の行動パターンを把握し、疑いが濃厚になったら、リアルタイム型に切り替えるという方法もあります。
リアルタイム型でも匿名で使えるものを!
リアルタイム型GPSはその名の通り、リアルタイムで相手の居場所を特定できるので、上手に使えば決定的な浮気の瞬間を捉えることができます。
先ほどお話しした身元がばれやすいSIMカードを挿入するタイプのGPSとは違い、リアルタイム型でありながら利用者情報がわからず契約の必要のないGPSも存在するのです。
発見されたときのリスクを考えて匿名で使えるものを採用しましょう。
レンタルがいい?それとも購入すべき?
さて、多くの方が悩まれるのが「レンタル」か「購入」かです。
リアルタイム型を購入しようと思うとだいたい2万円弱はかかります。
一方レンタルは、利用者急増を受けて料金がかなり安くなっており、リアルタイム型であっても、1週間1万円を切るものもあります。
一か月であれば4~5万円程度のショップが多いでしょう。
しかし、最近では「1年間使いたい放題」で4万円前後という格安レンタルも出てきています。
本体を購入するよりも出費を抑えることができますし、GPSを使う機会というのはそうあるものでもないので、買った後は使い道がなくなる場合がほとんどです。
そう考えると、やはりGPSはレンタルがオススメです!
最後に
いかがでしたか?
今回は「配偶者にGPSをつけたい!GPSをつけるのに最適な場所と注意点」というテーマでお送りさせていただきました。
配偶者にGPSを付けるときは違法行為になることを避けるため、車両につけるのがベストです!
さらに場所によっては簡単に見つかってしまうので、つける場所は厳選する必要があります。
ご自身でGPSを使って浮気調査をするのであれば、きっと以下の記事も参考になるかと思います!良かったら目を通してみてくださいね!

