> どこからが浮気?確実な証拠になるものとならないものって何?法的目線から”浮気”について分かりやすく解説!

どこからが浮気?確実な証拠になるものとならないものって何?法的目線から”浮気”について分かりやすく解説!

 

「どこからが浮気?」「キスだけなら浮気にならないってホント?」

こんな風に考えたことがある方はいませんか?

どこからが浮気か?何をすれば浮気にあたるか、これはかなり個人差が大きい問題ですよね。

しかし法的な定義があります。

今回は、浮気の線引きや定義について徹底的にお話していきたいと思います。

 

浮気の線引きはここ!法的な浮気の定義とは?

浮気という言葉、実は法律にありません。

浮気にあたるのは「不貞行為」です。

そしてこの不貞行為には明確な線引きがされており、定義づけられています。

それは・・・

「配偶者以外と複数回に渡り肉体関係を持つ」ことです。

つまり!

この条件を満たさなければ配偶者の行為によってどんなに傷つけられても、それは不貞行為にはならないので配偶者は罪をおかしたことにはならないのです。

 

理不尽に感じてしまう方も多いと思います。

しかし法律とはそもそも感情論で解決するのではなく、線引きをして罪であるor罪でないかの差別化を図るという目的もあるので仕方がないのです。

次の項では、浮気にはならない意外なケースをご紹介します。

 

え?浮気じゃないの?!法的には浮気ではない3つのケース

これからご紹介する3つのケース、多くの人にとっては「浮気」にあたる裏切り行為だと思います。

しかし、法的な浮気の定義を満たさないため、不貞行為にはあたらないことが多いケースです。

1.キスだけ

配偶者が他の異性とキスしたら紛れもない浮気じゃないの?!と思われる方が多いと思いますが、浮気の定義を満たしていません。

例え、キスをしている写真がスマホから出てきても・・・です。

「愛してる」「離婚して再婚したい」というメールやチャット、ラインも浮気には当たりません。

配偶者が相手に本気になっていても、肉体関係がない限りは浮気にはなりません。

 

2.出会い系

出会い系やマッチングアプリにハマる人が増えています。

しかしワンナイトラブ、つまり一度だけの関係であれば浮気にはなりません。

ただ、出会い系にハマりそれが原因で夫婦関係に亀裂が入っている精神的に大きなダメージをうけているという場合は、離婚事由にはなり得ます。

 

3.風俗店

風俗店に行く=浮気と感じる女性は多いものです。

しかし風俗店に行くという行為自体は、浮気にはならない場合がほとんどです。

  • 長期に渡り風俗店に通っている
  • 特定の風俗嬢の元に通っている
  • 風俗嬢と店外デートをしている
  • 本番行為(挿入)を行うサービスを受けている

 

これらの場合は、不貞行為と認められるケースもありますが、付き合いで一度風俗に行ったという程度では浮気とは認められません。

 

以上3つのケースは法的な浮気にはあたりません。

法律によって浮気ではないと線引きされてしまうんですね。

また法的な浮気にあたる行為をしていたとしても、それを立証できる「証拠」がなければ、残念ながら、不貞行為を理由に離婚を求めることはできません。

次の項では、浮気の確実な証拠とは何か?という話をしたいと思います。

 

浮気の確実な証拠はこれ!アナタの武器となる証拠とは?

ここでは、配偶者にぐうの音も言わせない、浮気の確実な証拠をご紹介します。

これがあれば、離婚の話し合いがもつれた時、離婚裁判や離婚調停でも優位な立場になりますよ。

アナタの武器となる証拠は以下の3つです。

①ラブホテルに出入りする写真や動画

配偶者および浮気相手の顔が鮮明にうつっているものが異なる日付で数日分あればかなり強力な証拠となります。

シティホテルや浮気相手の自宅だと「相談に乗っていた」などと言い逃れされる可能性があるため、確実なのはラブホテルでしょう。

②配偶者の自白

配偶者が自ら浮気をしていたと認めた場合、その自白の録音や録画も確実な証拠になります。

デジタル機器は編集ができるという理由で、アナログ機器によるものが推奨されていましたが、最近はねつ造した証拠は見分けることができるようになってきました。

そのため、スマホでの録音や録画でも大丈夫です。

③探偵事務所の「調査報告書」

探偵事務所が浮気調査の後に作成する調査報告書もまた確実な証拠になります。

配偶者の行動が詳細に記載され、浮気相手と密会する現場をおさえた画像や動画も添付されるため、離婚裁判や離婚調停でも効力を発揮します。

逆にこの3つ以外の証拠は「状況証拠」にしかなりません。

  • 浮気相手とのLINEやメール
  • ラブホテルの領収書
  • 二人で利用したと思われるレストランのレシート
  • GPSの記録
  • 浮気相手からのプレゼント
  • ツーショット画像

 

これらの証拠はあくまで状況証拠です。

そのため、単一では証拠としては不十分なので決してそれらの証拠をもとに配偶者に詰め寄ったり、いきなり離婚を求めてはいけません。

つまり、フライングや見切り発車は絶対にしてはいけない、ということですね!

気をつけて!浮気の定義を満たしているのに離婚や慰謝料請求ができないケース

最後に、浮気の定義を満たしているにも関わらず離婚事由として認められないケースをご紹介しておきます。

1.浮気発覚前に夫婦関係が破綻していた

別居していた、仮面夫婦であるような場合は、浮気問題によって夫婦関係が破綻したわけではないので、浮気を原因に離婚を求めることはできません。

2.配偶者が既婚であることを隠して浮気していた

この場合、浮気相手に対して慰謝料請求を求めることはできませんが、配偶者に対しては離婚、慰謝料請求ができます。

3.配偶者に対して暴力行為をしていた

あなた自身が配偶者に身体的、精神的な暴力行為を行っていた場合もまた、浮気は離婚事由にはなりません。

家事をしない、相手を無視する、というのもこれにあたります。

これらの場合は浮気を理由に配偶者に離婚を求めたり、浮気相手に慰謝料請求をするのは難しいので注意が必要です。

 

配偶者が浮気している?と感じたら・・・

今回は浮気の線引きや定義についてお話させていただきました。

配偶者が浮気をしているのでは?と疑問を持った場合、

まず最初にするべきことは真実を明らかにすることです。

その上で、確実な証拠を入手しましょう。

そうしないといくらでも配偶者は言い逃れることができますし、場合によっては夫婦関係に修復不可能な亀裂を入れてしまうことになりかねないからです。

疑心暗鬼の状態では、白も黒に見えるものです。

まずは冷静に状況を判断して感情的にならないようにしましょうね!